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頭皮のかゆみはシャンプーの仕方で起こる?

髪に関して心配する男性

頭皮のかゆみはいくつか原因が考えられますが、その中のひとつにシャンプーの仕方による原因もあります。
シャンプーは頭皮に皮脂が溜まることを解消して頭皮を清潔な状態に保つためにも行なうことは必要ですが、シャンプーの仕方によっては頭皮のかゆみにつながることがあります。
間違ったシャンプーの仕方には、熱いお湯で髪の毛を濡らしてから洗髪をする、シャンプー剤を直接頭皮に塗って泡立てる、髪の毛を洗う際に強く擦る、シャンプーを洗い流すことが足りないなどがあります。
熱いお湯でシャンプーをすると、洗い流すのも楽に感じたり、洗い上がりも気持ちよい場合がありますが、40度を越えるお湯では頭皮が軽く火傷をしているような状態で、頭皮のかゆみを引き起こす要因になります。

シャンプー剤を直接頭皮に塗って、そのまま洗髪をする場合も、原液が頭皮の毛穴の奥に入り込むことがあり、お湯で洗い流してもキレイに洗い流すことができないことがあります。
シャンプー剤の刺激物などで頭皮が荒れ、炎症を起こして雑菌が繁殖して頭皮のかゆみになります。
この場合には、シャンプーをつける時は手のひらにとってから髪の毛につけるようにします。

お湯で洗い流す時に、すすぎが足りない場合はシャンプー剤が頭皮に残って炎症を引き起こすことにつながります。
お湯で洗い流す際には3分を目安にすすぎ残しがないように洗い流すようにします。
頭皮にかゆみがある場合、洗髪時につい爪を立てて強く頭皮を洗うと頭皮がキレイになっている気がしますが、実は頭皮に対して爪はとても固いもので、その固い爪で頭皮を強く掻いてしまうと頭皮を傷つけることになります。
洗髪をする時は、爪ではなく指の腹で揉むように洗うようにすると頭皮を傷つけることもなく、余分な皮脂を浮かび上がらせることができ、キレイに汚れなどを洗い流すことができます。
頭皮のかゆみには他にも原因はありますが、毎日のように行なっているシャンプーの仕方もかゆみの原因になることがあります。

治まらない痒みにはケトコナゾールを使用

スタイリング剤が洗い流せていなかったり、シャンプーの洗い流しが足りない場合などは、頭皮にシャンプー剤などが残ったままになり、その小さな刺激が積み重なることで接触皮膚炎を起こして頭皮のかゆみを引き起こすことになります。
この場合はシャンプーの正しいやり方で改善することが期待できますが、頭皮のかゆみには真菌が原因の場合もあります。
真菌が原因の頭皮のかゆみは脂漏性皮膚炎で、皮膚から出る皮脂を好むカビの一種の真菌が増殖する際に出す分泌物によって、皮膚が炎症を起こし剥がれるような症状や、過剰な皮脂が酸化してニオイを発生します。
この真菌はカンジダなどを同様に皮膚などにいる常在菌で、髪の毛の生え際にべたつきを感じたり、炎症やフケ、かゆみなどが発生する特徴があります。
脂漏性皮膚炎は、頭皮以外に鼻や口の周りなどにも起こることがあり、原因となる真菌は皮脂や汗が大量にあるところを好み、不潔な頭皮だけではなく、ビタミン不足、ストレスなどから発症する場合もあり、慢性化する可能性もあります。

頭皮のかゆみは皮膚科で治療することもできます。
特に脂漏性皮膚炎の場合、真菌が原因であるので皮膚科で治療をすることが良い選択です。
脂漏性皮膚炎の治療にはケトコナゾールを用いて治療をします。
ケトコナゾールは真菌の繁殖を抑える有効成分が配合されており、クリーム、ローション、スプレー剤などがあります。
ケトコナゾールは通常は水虫などの白癬や皮膚カンジダ症などの治療に使われている薬で、その抗真菌薬によって真菌を減らして湿疹を抑えて頭皮のかゆみを抑えることができます。
頭皮のかゆみと言っても、シャンプー剤の洗い残しなどが原因の場合の皮膚炎もありますが、真菌が原因の場合もあるので、色々対策をしてもかゆみやフケなどが改善しない場合には皮膚科など病院を受診することも大切なことです。